
俺は洞窟の前にいた。
キノコを取りつつ歩いていてたどり着いたのだった。
さて・・・まずは小手調べだな。
扉に手をかけ、中へと足を踏み入れた。
そして、、、数歩歩いた瞬間!
何かが風を切って目の前を通り過ぎた。

・・ぉいぉい、トラップかよ・・。
最近の怪物はわざわざ紐張って罠作るのね。
気をつけよっと。
ん〜・・・居た居た。1・・2・・まだ奥にいるなぁ、ゴブリン。

ではでは、豹の必殺技、
夜目(筆者注:ナイトアイという魔法 夜でも目が利く)を使って・・と、こっそり後ろに廻って・・・

忍び足で近づいたむさしさんは、ナイフを無言で振り下ろした。

ふふふ、、物色物色。
悪そうな笑みを浮かべたむさしさんに
哀れゴブリンは身包みをはがれたのであった。
さ、じゃんじゃん稼ぐか。
むさしさんは奥へと足を運ぶ。
途中、焚き火とその上で焼かれるネズミを見つけ腹も満たし

その後もサクッと怪物達を暗殺し、洞窟内を攻略したのであった。
な〜んだ、手ごたえねぇなぁ、この世界も、、
なんて言いながら意気揚揚と洞窟を出たむさしさん。
懐には、洞窟内でゲットした安いながらも沢山のアイテム。
明らかにご満悦なその顔は、この世界を油断しきっていた。
・・・このとき、
その後降りかかる災難を、むさしさんはまだ知らない。
調子にのったむさしさんは、
洞窟を出るとそのまま当ても無く歩き始めた。
森は歩き易くて好きだ。石畳はどうも足に合わない。
そんなことを考えていると
森がにわかに開け、古びた遺跡を見つけた。

入り口には鳳凰の像が静かに佇んでいた。

翼を広げたその姿は、サモトラケのニケ像のようにも見える。
まぁ、今度もチョロいやろ。
そんな胡散臭い関西弁もどきをひとりごちながら、
軽快な足取りで遺跡の重い扉を開ける。
と、そこには。

なにやら青白く光る謎の物体が。
なんだ?ここからじゃ良くわからないぞ?

Σ(´・ω・`) 幽霊!?
ゆ、幽霊かぁ〜、、、、まぁ、、、何とかなるか・・な?
何とかなるわけないのに、
そのことに気づかないむさしさん。
もう少し近づいてみた。
こっち向いた。そして、

手を振り上げて

追ってきた!

(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━
(´ )━(Д´ )━(`Д´)ウワァァァン!! ↑
このときに攻撃して、剣が効かないことに気づいたらしい
やはり・・というか当然ながら、普通の武器は奴には効かなかった。
一目散に逃げ出したむさしさん。
先ほど閉じた重い扉をもう一度開け、遺跡を脱出する。
そして力いっぱい閉めたのだった。
ふぅふぅ・・(;´Д`)ハァハァ
なんてこった、中世は危険だなぁ・・・
なんて言いながら遺跡を去ろうとしたその時。

遺跡の外まで追いかけて・・・

キタ━━━━━━ヽ(´Д`)ノ━━━━━━ !!!!!
当時のことを彼はこう語った。
『普通のRPGでダンジョンの外まで追いかけて来るとは思わなかった。今は反省している。』ということでおぶりびょんは、
ダンジョンの外どころか、街の中まで敵が追いかけてきます。良い子の皆、気をつけよう!決して安心しないようにね!
この後、むさしさんは後ろを振り向く事なく近くの街へ逃げ込み、
宿屋のベッドから朝まで出てくることは無かった。
当然、街の住人がどうなったのか、知る由も無い。。。。