注:本記事はサブクエスト攻略の為、ネタバレを含みます。ご注意下さい。 
むさしさんは今日も明るい日差しの中、ゆっくりと世界を散策していた。
インペリアルシティにほど近い街道沿い、
目的もなく、ただ歩いていた。
今日は何をするかな・・。そんなことを考えながら足を進めていると、
背の高いある物が、視界に入った。
ちっ・・・また神像か!むさしさんは舌打ちした。
が、見つけてしまったものは仕方がない。
とりあえず、どんな神かだけは様子を見てみよう。
そう思いながら、近くの信者へと近づいてみた。
信者が言うには、
この神には貢ぎ物は要らないらしい。
その代わり、
お布施を要求されるということだ。貢ぎ物の次は金かオイ!・・・まったく、この世界の神は狂ってるな。
と言いつつ財布のひもをゆるめるむさしさん。
お前はその神巡り自体、止めた方がいいと思うぞ。そんな筆者の気持ちをよそに、
むさしさんは神の像にお金を投げつけた。
人間、ここは神社じゃねぇんだ!金投げるな。
神のうなる様な声が、辺りを揺らした。(((( ;゚д゚)))アワワワワごごごめんなさい。
・・・全く進歩しないむさしさんだった。
その神・・・・
Clavicus Vileは落ち着きを取り戻した声で続けた。
人間よ、アンブラソードを持ってくるのだ。アンブラソード?・・何だそれ?
いいから持ってこい。なんなんだこの世界の神は。
全部やっかいごとは他人任せか?!
・・はいはい、やりますよ。
どうせ、多少の報酬はくれるんでしょ?
とりあえず、それを期待しときますよ。
そう呟いて、
むさしさんは指示された近くの集落へと足を向けた。
すると・・・・
そこに向かう途中で、頭に声が響いた。
あのさぁ、俺、神像の横に居た犬だけどさ
なぜ犬が俺に突然話しかけてくるんだ?!
むさしさんは頭の中が????だらけになった。
犬はそんなむさしさんを無視して、
剣を持って行くのは止めろと警告した。
ついでに、
道具袋に忍び込んでるから、俺。 ・・・とも言った。
たしかに道具袋を見ると、小さな犬の像が中に入っている。
しかし、剣を持ってこいと言ったり、
持ってくるなと言ったり、
全くもって面倒な神々だ。
この像、、捨ててやるか?とも思ったが、残念ながら捨てられないようだ。
仕方なく、むさしさんは喋る犬の像を連れて、
目的の場所へと向かった。
神像に指示された場所へ行くと、
そこは小さな集落であり、その中に1人の男が居た。
むさしさんは話しかけた。
ねぇ、アンブラって知ってる?
すると男は振り向いて険しい表情を浮かべた。
なにぃ、アンブラとな!
顔ちけーよ!むさしさんは辟易としながらも男に事情を話すと、
アンブラという人物のことを教えて貰い、
すでにここには居ないこと、
そして、近くの遺跡を教えて貰った。
よし、じゃあその遺跡に行って、
アンブラって人から剣を貰ってくればいいんだな。
そう考えて、むさしさんは遺跡へと向かっていったが、
彼は気づいていなかった。
剣をくれと言って、すぐにくれる奴なんて居ないということに。
遺跡の近くに行くと、
その遺跡を守るかのように、呪術師や怪物がむさしさんを襲った。

しかし、むさしさんは危なげなくそれらを処分し、

無事、遺跡の中へと、足を進めることに成功した。

遺跡の内部は狭く、
真ん中に居住空間が構えられているだけだった。
そして、
そこでむさしさんはアンブラという人物を見つけることができた。

アンブラは、女性だった。
なんか、危険な雰囲気でいっぱいだった。
あ・・・あのぅ〜むさしさんは明らかにビビりながら、声をかけようとした。
しかしアンブラはそれを遮って話し始めた。
ここから出て行け。・・・・え?
この剣は魂を奪う剣。
ここから去らなければ、貴様の魂を奪うぞ。
ここから今すぐ去れ。そうすれば見逃してやろう。
しかし、居座れば・・・・その時は貴様はこの剣の一部となろう。・・・あ〜、、、ちょ・・ちょっと考えますんで。
むさしさんは椅子に座った。

・・なんつ〜か、
ヤバそうなんですが。
むさしさんはかなり身の危険を感じていた。その間も、何やらアンブラはブツブツ言っている。
耳をすませると、
小声で
出て行け・・・出て行け・・・と言っているのが分かった。
むさしさんはもう一度思った。
やべぇぇぇぇええええええええええええええ!!!!!!
むさしさんはマジで帰ろうかと思った。
すると、犬がむさしさんにささやいた。
いや、マジで帰ったほうがいいよ。やめとけって。・・や、やっぱそうだよな、これは帰った方が良い。
なんか報酬もらえるとか、そんなん関係ないよ。
明らかにヤバイ臭いがぷんぷんするもん。
よし、決めた。帰ろう。
そう決めてむさしさんは、
アンブラに帰ることを告げようと話しかけた。あ、あのぅ〜〜、、、、ぼ、僕、帰りま・・
貴様、あれほど帰れと言ったのに
・・もう容赦はせんぞ。死ね。 氏ねじゃなくて死ね。アンブラはむさしさんが帰ると言う言葉を遮って、
むさしさんに襲いかかってきた。ちょ!!おま!!!!!!!!!
こうして、むさしさん vs アンブラ の戦いが、なし崩し的に始まったのだった。
アンブラに斬りつけられると、むさしさんの身体の周りに紫のオーラがにじみ出した。
こ、、これは・・本当に魂を奪うのか・・あの剣は・・。むさしさんピンチ。
このままでは本当に魂を奪われてしまうぞ。
しかしそこは歴戦の勇士、むさしさん。
基本は盾を構え、アンブラの攻撃を誘いつつ、

じりじりと距離を詰め、

接近戦にて激しいつばぜり合いを行い、

そしてまた盾に隠れるという、

王道ながら、
むさしさんがやるとやたらと消極的に見える戦法を使い、時間をかけ、少しずつアンブラの体力を奪っていった。
そして・・・、
むさしさんの一撃がアンブラの身体を貫いた・・その時、、
ぐっ・・・
アンブラがくぐもった声をあげ、
彼女の身体が紫色のオーラに包まれた。
あの剣・・持ち主の最後には、その本人の魂を奪うのか?!むさしさんが奇異の目を向けている間にも、
アンブラは魂を奪われ・・・
そして、倒れた。

、、今までで一番強かった人間だったな・・。
・・いや、俺は、人間ではなく、
その剣と、戦っていたのかもしれないな。
そう呟きながら、
むさしさんはそっと、アンブラから兜を外した。

先ほどまでの張りのあった面影は無く、
やつれ、老いたアンブラの顔が、そこにはあった。
なんて恐ろしい剣だ・・・。
こんな剣は、確かに人間が持ってはいけないものだろう。
早く、届けてしまおう。
・・・・アンブラさん、
貴女の形見として、・・兜を頂きますね。
むさしさんは、
アンブラの名の付いた兜を手に取り、かぶった。
見た目も、防御力も何も変わらないが、
せめて、
遺跡の片隅で不遇の生を終えた女性の魂を
これからの冒険に添わせることで鎮められたら・・という、
むさしさんなりの気遣いだった。
そして、
次に、アンブラの剣を手に取った。
その時、犬の声がした。
おい、やめとけって。
持って行かないでくれよ。
アイツに渡すと、ろくな事にならないって!犬は何を言っているのだろう。
こんなに美しく輝く剣を前にして、
手に取らない訳が無いじゃないか・・・ククク。
むさしさんの手の中で、剣が怪しい輝きを取り戻していた。
無言で夜の街道を歩くむさしさん。
しばらくの後、彼は無事、神像の前までたどり着いたのだが・・・。

神像の前まで進み出ると、
道具袋の中の犬の像は元の場所へと戻り、
あ〜あ、戻って来ちゃったよ・・・という表情を見せていた。

神像は喜々とした声を上げて、
むさしさんに剣を渡すよう話しかけてきたが、

なんとむさしさんはそれを拒否し・・・・

・・夜の闇へと消えていった。
神は大いに落胆し、
そして犬は、
その神へ剣が渡らなかったことに、喜んでいるようだった。
むさしさんは、闇深い森の中に居た。
彼は無言で、暗く浮かぶ月に、目を向けているようだった。

その目は暗く・・・
以前のような生気を見出すことは出来ない。
彼は本当に剣に魂を奪われてしまったのだろうか。
それは、彼を見下ろす月ですら、今は知るよしも無かった。

続く